収穫は手作業で行われ、丁寧な房の選別が続きます。フレッシュさと芳香性を最大限に引き出すため、収穫は異なる複数の時期に行います。

育成は陶磁器製のアンフォラにて9ヶ月、トレッビアーノ種のピュアさと特徴を守ります。そして、さらに3ヶ月ボトルの中で休ませると、フレッシュさと成熟さが最適なバランスへと到達します。バスティアンは口に含むごとに私たちの大地を語ります。私たちが日々の仕事に注いでいる品質と情熱への賛辞です。

BASTIAN2023　バスティアン2023

呼称　IGT トスカーナ（原産地表示ワイン）トレッビアーノ

産地　トスカーナ州アルタマレンマ、スヴェレート

畑　　グレガーナ畑

土壌　シルト

地相　丘の麓

葡萄品種　トレッビアーノトスカーノ

栽培　垣根仕立て（ギョサンプル）

有機栽培 - バイオダイナミック農法

耕作密度　1ヘクタールあたり6,000株

収穫　15キロ用小箱に手摘み

醸造　土着酵母による伝統手法

熟成と育成　アンフォラにて9ヶ月、ボトルにて3ヶ月

平均生産量　1ヘクタール当たり4,000ボトル

アルコール度数　13％VOL

ワイナリー　テッラヴィータ

有機栽培ワイナリー、テッラヴィータはトスカーナ州アルタマレンマのスヴェレートにて2011年に生まれました。以来、ナチュラルワインを作り続けています。畑でもセラーでも、合成あるいは化学製品の使用を避けています。醸造において、使用する酵母は葡萄に付いている土着酵母のみです。そして、濾過も清澄も行いません。葡萄以外で追加するのは唯一、ワイン保存に欠かせないピロ亜硫酸（酸化防止剤）です。それも40mg/l以下でとても低い使用にとどめています。（法による使用限度の5分の一です。）

耕作においてはバイオダイナミック農法を実践しています。自然へのリスペクトとバランスをとても大切に考えています。緑肥を使用し、地力強化のためにバイオダイナミック農法の調合剤500番と501番の使用を選びました。

ワイナリーには3つの畑（合計6ヘクタール）があり、年間2万から2万5千本生産します。土着品種ではサンジョヴェーゼとプニテッロ、トレッビアーノ･トスカーノ（プロカニコ）、国際品種ではカベルネソーヴィニヨン、メルロ、グルナッシュ、プティヴェルド、カベルネフラン、マルヴァジーアビアンカを植樹しています。

私たちはワインにおいて、テロワールの持つポテンシャルを表現することを目標に、葡萄栽培と醸造工程の中で細心の注意を払いつつ、原材料を尊重し、大地の恵みを組み合わせるために試行錯誤を行っています。

伝統技術を踏襲しつつ現代的な視点で、自然が私たちの葡萄に与えた特徴を壊さないように。

ワインが伝える印象と花の香りの中に、テロワールは立ち現れます。

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