商品詳細

　　　　　グロジャンワイン農業会社（GROSJEAN VINS）

2018年で50周年を迎えた、現在３世代目のアオスタ峡谷の
葡萄栽培社。耕作面積は12ヘクタール。年間生産本数は
140,000本。土着品種であるフメンは、黒葡萄の特徴と、
好ましいベジタブル感を持ち、飲み口は良い意味での刺激的
である。有機農家であり、殺虫剤、化学除草剤は使わない。
施肥は堆肥を使用。瓶内熟成２/３年後が飲み頃。

FUMIN vigne ROVETTAZ
耕作面積　0.9ヘクタール
方式　グイヨー
土地　南向き及び南西向き　傾斜20％から70％。
土質　砂質で乾燥。石灰をほどほど含む。
栽培　オーガニック農法
植栽　2003年
収穫　10月下旬から11月初旬
使われている葡萄の品種　Fumin 100%
熟成期間　バリックにて12/15ヶ月

2019年3月1日（金）午前訪問。尾藤氏ご家族、阿部氏、長岡氏。道中、狭くて細い村道があり車では進めず。迂回や逆戻りをしているうちに2年前と同様今回も道に迷う。迷っている内に偶然、ワイナリーの標識を見つけ、たどり着く。Giorgia女史がワイナリーの中を案内してくれる。ワイナリー設立50周年を節目に社名変更。これからの取り組みが随所に感じられる。Giorgia女史は栽培及び醸造の専門ではないので、詳細は判らなかったが、見学の後、沢山の種類のワインをそれぞれの特徴を聞きながら試飲させて貰う。どれもミネラル感があり滋味に富み、特にフミンとこのピノネーロは印象に残る。有機農法であることと、急斜面な土地柄、決して栽培は容易ではないと想像できるが、以前より耕作面積が増えていた。今年の冬は雪が少なかったそうで、スイスの氷河からパイプラインで水を引くが、水不足を心配していた。試飲しながら、代表者Hervé氏が２年前の訪問時、栽培しやすい葡萄より特徴的な、他にはない葡萄でワインを作っていきたいと話していた事を思い出す。

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